インターンシップ受入れについて (ご依頼)

お知らせ
情報掲載日:

地域事業所の皆様へ

 

                             相生商工会議所

                             相生雇用開発協会

 

     『相生産業高等学校2年生インターンシップ受け入れ』

                     (ご依頼)

 

相生産業高等学校では、今年度2年生全員(198名)を対象として、インターンシップを計画しています。

 このたび相生産業高等学校より地域事業所の皆様方にインターンシップ(企業等における実習・研修的な就業体験)による生徒の受け入れについてご協力をいただきたい旨、依頼がありました。

 会員ならびに地域の事業所におかれましては、本インターンシップの受け入れについて格別のご理解・ご協力をいただきますようお願いいたします。

 なお、概要は次のとおりです。

 

◆目  的  キャリア教育の一環

     ①生徒自身の自己の職業適性、将来設計について考えさせる。

     ②体験活動を通じて、生徒に主体的に職業選択の能力、勤労観の育成を図る。

◆実施期間  平成26年12月16日(火)

                                 ~12月18日(木)までの3日間

◆受入人数  1事業所につき2~3名

◆仕事内容  軽作業をお願いします。(具体的な作業内容は事業所に一任)

◆保険加入  ①損害保険②傷害保険(学校から2種類の保険に全員加入)

◆報  酬  無 報 酬

◆昼  食  生徒が持参します

   ①相生産業高等学校からの依頼状  

   ②FAX返信用紙

 ★生徒の受け入れが可能であり、本事業にご協力を頂ける事業所におかれましては、

  別紙により相生産業高等学校 FAX 0791-22-1627 まで、

 ご回答ください。

 

 ★ 本件についてのお問合せは、

   相生産業高等学校(担当.馬越)☎0791-22-0595

   相生商工会議所 業務管理課  ☎0791-22-1234 まで

 

1 インターンシップ推進の背景及び趣旨

(平成9年9月18日   文部省    通商産業省  労働省)

 国際化・情報化の進展、産業構造の変化など、日本の社会経済の変化に伴って、企業内での能力主義の徹底など雇用慣行を取り巻く環境が急速に変わりつつあるとともに、求められる人材についても大きく変わってきている。こうした状況の中、人材育成の核となる大学等においては、産業界のニーズに応える人材育成の観点も踏まえ、創造的人材の育成を目指して教育機能の強化に努めているが、その一環として、産学連携による人材育成の一形態であるインターンシップが注目されている。 政府においても、インターンシップが、高等教育における創造的人材育成に大きな意義を有するとともに、新規産業の創出等を通じた経済構造の改革にもつながるという観点から、「経済構造の変革と創造のための行動計画」(平成9年5月16日閣議決定)及び「教育改革プログラム」(平成9年1月24日文部省)において、インターンシップを総合的に推進することとしている。  

  インターンシップの推進に当たっての基本的考え方

1.インターンシップとは

 インターンシップとは、一般的には、学生が企業等において実習・研修的な就業体験をする制度のことです。

【企業における意義】

〇 実践的な人材の育成
 インターンシップによって学生が得る成果は、就職後の企業等において実践的な能力として発揮されるものであり、インターンシップの普及は実社会への適応能力のより高い実践的な人材の育成につながる。
〇 学校等の教育への産業界等のニーズの反映
 インターンシップの実施を通じて学校等と連携を図ることにより、学校等に新たな産業分野の動向を踏まえた産業界等のニーズを伝えることができ、学校等の教育にこれを反映させていくことにつながる。
〇 企業等に対する理解の促進
 学校と企業の接点が増えることにより、相互の情報の発進・受信の促進につながり、企業等の実態について学生の理解を促す一つの契機になる。これについては、特に地域の中小企業やベンチャー企業等にとって意義が大きいものとされています。
〇 高い職業意識の育成 学生が自己の職業適性や将来設計について考える機会となり、主体的な職業選択や高い職業意識の育成が図られる。また、これにより、就職後の職場への適応力や定着率の向上にもつながる。インターンシップは、産学連携による人材育成の観点から推進するものであり、自社の人材確保にとらわれない広い見地からの取り組みが必要である。こうした観点から、長期的な視野に立って継続的にインターンシップを受け入れていくことが望ましい
 
   

 

以上に記載されておりますとおり、 

インターンシップの目的はあくまで「就業体験」であり、就職を前提としたものではありません。 

 昨今、急速な少子高齢化の進展、景気の好転による大企業志向の高まり、就職場所が少ないことによる、若手人材の学卒後の市外流出等により、若年労働力を必要とされる事業所・採用担当者様におかれましては、日頃より若手人材の採用活動に苦慮されていること存じます。

 ご承知のとおり採用活動の基本は、日々の営業と同様、まず地域で企業活動を行っている自社を、広く地域や一般市民の方々に知っていただくこと、企業PRが重要とされています。
 地域企業でのインターンシップによる就業体験は、生徒が社会参加を行う第一歩であり、学校・生徒・保護者の方々へも貴社をはじめ地域企業全体への理解を深めていただく機会ともなります。
 また、インターンシップの体験を通じて、来るべき職業選択の際に、地域企業への就職を志す可能性も生まれてまいります。企業におかれましては、インターンシップ受入れに際し、生徒の配置場所・安全管理等、ご負担も伴うこととはなりますが、格別のご配慮を賜りますようお願い申し上げます。
                              相生商工会議所・相生雇用開発協会